小室翠雲   明治七年（1874）群馬県館林生まれ～昭和二十年（1945）
田崎草雲に師事 早雲没後上京南画会に入る  帝国美術院会員  帝国芸術院会員  帝室技芸員  東京で活躍
これからの季節掛けに合った縁起の良い図柄の作品なり  吉兆やお目出たい掛け物になります

『歳寒二雅』は梅と竹を描きますが  本作では寒い中いち早く咲き 青香を漂わせる梅と  別名富貴と言われ栄誉と富の象徴と言われます寒牡丹を描いています

『旭日瑞祥』は目出たいことが起こるという前兆 吉兆の旭日を描いています

『後園秋色』は瓔珞草の別名があり 葉の付け根に小さなむかごを付けることから縁起が良い秋海棠を描いています

作品は絹本になります  経年の時代シミや痛みなどがございますが破れなどはございません
痛みの少ない三幅用の桐箱に入り 二重箱に納められ橘田永芳の箱書きになっています
総軸丈約2ｍ23㎝
総軸幅（軸先まで）43.3㎝
本紙縦幅約1ｍ37.7㎝
本紙横幅約26.3㎝
こちらの作品には弟子である橘田永芳の鑑定の箱書きなり真作保証の作品になります
橘田永芳   明治35（1902）年東京生まれ～昭和49年（1974）
真作と明記されております作品が 公定鑑定機関で真作でないと判断された場合は 落札代金を返金のうえ返品に応じます所定鑑定人など責任ある鑑定機関の鑑定書をご提示ください 鑑定にかかる諸費用は落札者様ご自身の負担といたします期間は商品受け取り日より二週間といたします

以上のことを了承されましたうえでの入札をお願い致します