アフガニスタン・バダクシャン・サーエサン鉱山産から最近届いた新しい産出状態のアフガナイト＆フロゴパイトです。 有名なラピスラズリの産地ですが、母岩の大理石(カルサイト)にブルーのアフガナイトの結晶とオレンジ色の金雲母(フロゴパイト)が斑に付いた今までに無い産状です。 青金石(Lazurite＝ラピスラズリ )はソーダライト、アフガナイト、また最近では稀に希少鉱物のアウイナイトと共生する事が分かって来ました。成分に硫黄（S）が混入することで美しいブルーが発色しています。 この原石は最近産出した物で、紫外線長波(365nm)でオレンジ〜赤褐色に蛍光する鉱物が付いています。 明るいオレンジ色の蛍光はアフガナイトによろもので、赤褐色の蛍光はフロゴパイト(金雲母)によるもので、微量元素により蛍光する物と分かってきました。 また、所々に明るい黄色の蛍光鉱物も付いており、これは鑑別していませんが蛍光鉱物の王様であるウェルネル石(柱石の一種)ではないかと推測しています。 最近になって分かってきた事で、ラピスラズリ原石に黄色やオレンジの蛍光が見られます。数千年の歴史のあるラピスラズリですが、鉱物的にはまだ謎の多い石で、いわゆるラピスラズリは各種の鉱物の固溶体でその詳細は解明されていません。 このような形状の金雲母が付いた個体は非常に少ないと思われます。ラピスラズリの専門店で、少数の個体だけが赤褐色の蛍光していました。 蛍光鉱物の美しさを楽しめる希少な個体です。 62.0×40.0×34.0mm 80.17g #ラピスラズリ #アフガナイト #原石 #天然石 #ラズライト #フロゴパイト #金雲母 #ウェルネル石 #オレンジ蛍光 #黄色蛍光 #アフガニスタン #青 #結晶 #母岩 #新産状 #硫黄